出現頻度が低い子音 ฐ
タイ語の子音は全部で44文字ありますが、よく使うのは30文字以下と言われてます。
そこで、あまり出てこないけど、たまに使う子音、全く使わない子音にフォーカスしてシリーズ化します。
タイ語検定でよく出題されるものも含みます。
今回は
ฐ
トーターン(台座のthɔ̌ɔ)
です。
なんだか漢字の「句」に似てませんか?
最初のうちは書き方も覚えにくいこの字、下の部分はギザギザ何個だっけ?とか不安になりながら書いたものです。ฎやฏのようにギザギザがあるバージョンとないバージョンを取り揃えている兄弟のような子音もありますが、今回のฐはこの1個だけで兄弟分はいません。
高子音に分類される[th]の発音の字で、末子音に使われることはありません。(多分)
ฐ が使われる単語
出現率が低いので日常生活や業務で使う単語も限られます。タイ語検定に出てくる単語も限られます。
ฐาน [thǎan] 台座、基礎、ベース
ฐานะ [thǎanáʔ] 地位
この基礎とかベースというニュアンスで下記のような単語が作られます。
ฐานข้อมูล [thǎankhɔ̂ɔmuun] データベース
ベース + データ(ข้อมูล)
หลักฐาน [làkthǎan] 証拠
主な(หลัก) + 基礎(拠)
มาตรฐาน [mâatrathǎan] 基準、標準
条項(มาตรา) + ベース
รัฐ- は国や政府に関する接頭辞になります。
รัฐบาล [rátthabaan] 政府、国立の
รัฐมนตรี [rátthamontrii] 大臣
รัฐธรรมนูญ [rátthathammanuun] 憲法
รัฐศาสตร์ [rátthasàat] 政治学
รัฐประหาร [rátthaprahǎan] クーデター
一方、こんな単語もあります。
เศรษฐกิจ [sèetthakìt] 経済
タイ語検定3級くらいまでなら、上記の単語を押さえておけばとりあえずは大丈夫でしょう。